2009年5月13日水曜日

2011年重賞 穴馬指定馬(軸)

2011年度、重賞で的中したレースでの会員様に配信した
穴馬指定馬(軸)指名理由です。
穴軸の威力を示す意味で三連単の配当も付け加えておきます。

レース名後の★印は荒れる想定レースほど★が多くなります(2個から5個)
不的中レース及び馬券にならなかった軸馬は
まだ追いかけたい馬(妙味がある)ですので掲載致しません。

重賞以外の3歳クラシックトライアルは注目が高く力を入れておりますので
的中、不的中にカウントさせて頂きます。
(アネモネS・若葉賞・プリンシバルS・スイートピーS・紫苑S)

障害重賞は中山GJのみ配信いたしましたので掲載しておきます。




【有馬記念】★★★ 7番人気2着 78260円

トラックバイアスも無しに等しいフラットな馬場で、13頭のレースなら
ゲートバイアスも少ない。馬の力関係はオッズが示していますが
今年の有馬記念で1番重要なのはJKのレースを読む力でしょう。
それに応えられる馬のデキにあるかどうかがポイント。
相手は推奨4頭経由で6番以外は何が来てもおかしくないと考えるレース。

エイシンフラッシュは皐月賞・ダービーで連続穴軸で大儲けさせていただいた馬。
皆さん勘違いしているのが、馬は上がり勝負の馬でないと言う事。
そして左回りは得意ではないと言う事です。
左回り(1,0,0,3)
右回り(3,2,4,2)2回の負けは出遅れて不利があって
追い込むも届かず7着の昨年の有馬記念とデビュー戦。
内回りコースは(3,0,3,1)と言う成績が全てを物語っている持続型の馬。
今年の成績は大阪杯は大外と59キロでタイム差無しのレコード3着。
春の天皇賞・宝塚記念共に3番人気で馬券に絡む成績も、
秋の不得意な大箱&左回りの走りでオッズは相当美味しい。
ルメールが内枠でアダムスピークの走りを再現できれば十分勝負になる。







【ラジオNIKKEI杯2歳S】★★★ 4番人気1着 30970円

阪神2000M内回り重賞で古馬戦ならばタイトなレースになり持続力が
問われるレースになりがちですが2歳戦のココはスローからのギアチェンジ勝負。
朝日杯HSでは●●●●が3連覇中で狙いたかったが1番人気アルフレードしか該当馬がいない
状況で穴軸としてはとても狙えない状況で4連覇されました。
ココも同じく3連覇中の瞬発力血統が存在するレースですので狙わせていただきます。

アダムスピークはロジユニヴァース・ヴィクトワールピサ・ダノンバラードと3連覇中の
●●●●の所有馬。今年はこの馬1頭のみ該当で10倍前後の5番人気ですが狙います。
調教からもキレ味は抜群の動きでばねの利いたフットワークは外回り向きも
急加速からの瞬発力勝負になりやすい2歳戦では十分補える。





【朝日杯FS】★★★4番人気2着 30630円

小粒なメンバーでもG1に変わりはなく配当は平等。
枠順に左右されるレースですが開催が1週ズレて時計が掛かり差しが効く。
しかし今年は行く馬がいないレースで団子状態で進むならば明らかに外は不利。
内から加速に手間取ること無く一瞬にして抜け出せる器用な馬から勝負。

マイネルロブストは不良馬場&乗り替わりの前走は参孝外でOK。
1番の高レベルレースの札幌2歳Sでは自ら捲っての見どころ十分に3着。
1, 2着馬と東スポハイ1着馬は現時点で3本の指に入るレースを見せているだけに
その3頭と闘った経験値は大きい。早熟血統の面もあるココは
仕上がりの早さで十分勝負になる。
1週前に速い調教、今週は操作性重視と札幌の時と同じ方法で加速が良い馬だけに
内枠の利を生かして早めスパートで凌いでほしい。






【愛知杯】★★★★ 9番人気2着 79370円

行く馬、行きたい馬が比較的多く牝馬限定戦でもローカル重賞ならではの
締まった感じの流れになりそうなメンバー構成。
レーヴディソールが飛べば大きな馬券が期待できるだけにG1後ですが楽しみなレース。

ブロードストリートは小回り専門の差し馬で
特に2000Mは勝ちこそないものの秋華賞を含め(0,3,2,1)
昨年もトップハンデでハナ差2着が示すように適性は十分で
良馬場小回りの条件が揃うココは二桁人気で買えるのは美味しいはず。






【カペラS】★★★ 8番人気3着 47990円

先行馬が揃ったレースで最後の直線は我慢比べのレース。
追い込み馬を狙う手もありましたが脚をためる事のできない流れなら
前で粘った経験豊富な馬からの勝負を選択します。

タイセイレジェンドも先行出来る外枠のミスプロ系と全ての狙える馬。
もちろん調教での動きも走る時の雄大なフットワーク&反応の良さだけでも
狙える要素十分です。1200Mは初ですが1400Mでも先行出来る馬ですので
消耗戦になればスタミナが生きての粘り込みが期待できるだけに好都合でしょう。






【ジャパンCダート】★★★ 5番人気2着 6180円

2強は強い。溜め逃げしないトランセンドが大外で溜めて逃げる
エスポワールシチーが内枠という並びはスローは考えにくく
時計を要する阪神の馬場を考えれば相当スタミナが必要になってくるレース。
ハイペースだから差し馬を狙うのではなく、離されず追走でき脚を使える馬を狙いたい。
2強同時に崩れる事は考えにくいレースですが1角が崩れれば配当は見込めますね。

ワンダーアキュートは狙い撃ちの臨戦過程。
休み明けは走らない馬で58キロを御背負い4着は上々。
2年前に参戦した時は大外枠から先行して終始大外を回っての6着は参孝外で今回は
中枠から無駄に外を回る事は無い。
阪神は7戦5勝の得意舞台で5勝はすべて上がり2位以内の
脚を使い先行して坂を苦にしないパワーの証明でもあり単勝15倍相当の人気ならば
2強のみを視野に入れた競馬で割って入る可能性の1番手として軸で勝負。






【ジャパンカップ】★★★ 6番人気2着 324680円

まずは馬場状態から。内外フラットな状態でロスの少ない分内有利な設定。
次に展開。外国馬が逃げると想定されればスロー必死ですが、池江3頭出しの
人気薄が2頭のラビット役に徹する。つまりはスローの瞬発力勝負にはさせない。
ラビット自体も自身の力を発揮させるには有効な手段ですので馬主も納得でしょう。
勝負気配からは池江厩舎がオルフェーヴルを出走させない本当の理由は
ココをタフなレースにしての反動の懸念でしょう。そこまで深読みするから競馬は面白い。

トーセンジョーダンは秋天で軸馬にした私は軸馬にしても後追いでは無い馬。
秋天の時にはJCで狙いたいと言う予想家が多かったがその方たちの買い時は過ぎた。
秋天時には3週連続でCW調教での詰めの不安を一蹴したが今回も2週連続で一杯に追い
反動は皆無と判断。調教の遅れはJK騎乗と調教助手騎乗の差と外を回した差で問題無し。
秋の天皇賞で直線でヨレていた馬が多い中で
この馬だけはまっすぐに延びていた事は驚きでした。
木曜の会報でもお伝えしましたがSS系飽和状態の日本競馬で
父ジャングルポケット、母父ノーザンテーストの配合のコノ馬は
サンデー系の牝馬にかけ合わせるには申し分ない配合で府中芝2000Mをレコード勝ち。
すでに種馬になる資格は持ち合わせていますが、凱旋門賞馬とドバイWC馬が出走する
今年のJCを勝つ事が出来れば最高のステータス。
府中2500Mをのアルゼンチン共和国杯を2分30秒フラットで走り
ラスト200Mを12,4秒で賭けたならば100Mは最低でも半分の6,2秒(推定)
2400M通過が2分23秒8は相当早い持ち時計。
問題は大外枠ですがオッズに徐々に妙味が生まれる事と、瞬発力の馬で無いので
内で詰まれば万事休す(立て直しに時間がかかる)ですし、2走連続で2ケタ馬番から
G1、G2を連勝しているので問題なしで勝負。





【京阪杯】★★★ 3番人気3着 13020円

最終週の京都の馬場は通常なら完全外差し馬場ですが、
砂を入れての馬場調整も考えられますしその可能性が高いならば土曜は時計が出るはず。
そこまで予想をしなくてはいけない現状は改善してほしい。
芝刈、水撒きの公表と同時にローラー、砂撒きも正確な公表をお願いしたいです。

グランプリエンゼルは前走は前が詰まり追い出したのは最後50Mくらいで4着。
過去5走で3回4着と悲運の馬ですがG1、G3と連続4着に持ってきたウイリアムズを
迎えて勝負の鞍。天皇賞前に冴えわたる騎乗に期待したいですね。




【エリザベス女王杯】★★★ 4番人気2着 9430円

京都の馬場は荒れているが時計は出る馬場、下が相当堅いのでしょうがキレよりもパワー寄り。
内2頭分くらいは伸びないが大外を回すロスの方が大きくスロー前々から濃厚なメンバーですので
前々から位置取りから中を割れる馬が1番勝利に近い条件でしょうか。
単勝オッズとその他の馬券のオッズの違いに気がつかなくては妙味馬は見いだせないレース。
単勝オッズに隠れた美味しい配当の馬を2頭発見。ソコから勝負。

アパパネは単勝9倍前後で4番人気も馬券的には7番人気相当。
馬連も1番人気との組み合わせで9番人気と全く舐められた人気ですが
前走は他の馬よりも2キロ重い牝馬には過酷な57キロでの出走と休み明けで問題外。
叩き2戦目は4戦全勝で3勝がG1という狙い澄ましたレースは獲る馬。
栗東滞在で馬に活気が満ち溢れてきていますのでスロー確定の2200Mなら
全く問題無しで勝負できるG1使用の造り。牝馬6種類のG1完全制覇もあり得ます。




【京王杯2歳S】★★★ 4番人気3着 185220円 

会報でもお伝えしたように過去5年での5番人気以下の馬で馬券になった馬7頭は
全て1桁馬番の馬。馬場状況が推測出来ませんが、1400Mという距離からも
瞬発力よりも持続力に秀でたデキの良い馬からの勝負。

オりービンは4,5番人気も狙いたい馬。
新馬戦も前走も特に目立ったレースはしていませんが調教の動きが
距離短縮大歓迎という迫力に加え首使いがスムースで加速を簡単に産む走り。
2歳離れした馬体の持ち主で当然頭まで狙いたい馬。





【みやこS】★★ 4番人気2着 5番人気3着 6870円

3強が強く高レベルなレースが期待でき。
加えて脚抜きの良いダートになりそうでレコード更新の予感も。

トウショウフリークは何処まで上り詰めるか注目のスイープトウショウの半弟。
ダート4連勝ですが、どれも逃げての成績ですが番手でも通用しそう。
芝でも勝てるくらいのポテンシャルですので脚抜きの良い馬場では大金星の予感も。

ニホンピロアワーズは前走で連勝が止まりましたが地方が合わなかった印象。
逆に中央の高速決着に期待を抱かせるのも悪くないはず。
この舞台6戦全て馬券になっており5連対はお見事。
3強を含めた行った行ったのレース予想で堅い想定ですが果たして。




【ファンタジーS】★★★ 8番人気1着 106860円

スワンS同様に前が止まらない馬場、内差し、出来の良さの3点を最重視。
同じ1400Mでも内回りと外回りの違いも重要ですが
そこは前が止まらない馬場と言う事で相殺される想定での狙い。

アイムユアーズは函館2歳Sでも5番人気2着で狙った馬。
今回は何故か更に人気薄で狙えるとは思ってもみなかった馬。
ピッチ走法ですが身体全体を無駄なく動かしスピードが生まれる走り。
内差しに向く機動力があり、
フランスNO1のJKを手配して勝負の1鞍ではないでしょうか。




【天皇賞(秋)】★★★ 7番人気1着 6番人気3着 214010円

コース替わりでとにかく時計が速くなった府中の馬場。
平均に流れればい1分57,5程度の決着が見込まれます。
少しでも流れればレコードに近い決着。
まずはレース後の馬に故障が無い事を祈りたい。
シルポートが内枠、アーネストリーが外枠ですのでシルポートの単騎逃げで
番手のアーネストリーが支配するレース。
スタートで脚を使う分、無理せず平均(58秒後半)でしょう。
人気馬の見解はいつものようにブログで。

ペルーサは少し過剰人気が残念。
単勝15倍相当の想定での6番人気でしたが8倍の6番人気でも狙いたい。
それだけ誰の目にも調教の素晴らしさ、
馬体の垢ぬけた芸術的姿が期待しか抱かせないのでしょう。
出たなりでの追走で外の馬場も良い事から直線は各馬横に広がるはずですが、
横典JKは消して外を回さず、
馬群を縫ってでもベストコースを選択するはず。
スイフトカレント、カンパニーで見せた騎乗が目に浮かびます。
近3走は出遅れていないですが仕上げてきた今回は
気性にスイッチが入っている可能性が高いでしょうが問題なし。

トーセンジョーダンは天皇賞(春)の回避の影響で宝塚記念は参孝外。
札幌記念も乗りこみ不足の中、調教程度の内容で圧勝。
さらに坂路調教からCWへ調教変更し3週連続の時計。
爪の調子が悪くCWに入れなかった馬が勝負に出ている証拠。中身も充実と来れば
カンパニーの母とトーセンジョーダンの母は姉妹で
カンパニーの父とトーセンジョーダンの父は同じトニービンの仔という
血統背景に何かを期待したくなる馬で
昨年のアイルランドTから狙っていた馬でした。



【スワンS】★★★★ 10番人気3着 39420円

例年、前後半フラットなレースも今年は強力な逃げ馬不在で
切れ味勝負寄りの流れになるとの決め打ち。
なだれ込み型を狙う獲り方もありますがこのメンバーなら
高速馬場でも決め手勝負の冒険に出る。

オセアニアボスはとにかく調教が良い。
グランプリボスを煽る動きはとても助手が乗っていたとは思えない動き。
四股を伸ばして低姿勢で坂を駆け上がる動きは4走連続で
上がり1,2位を記録しているのも頷ける。ここにきて本格化。




【デイリー杯2歳S】★★ 3番人気3着 4370円

通常はキレ味鋭いサンデー系から狙うのが鉄則も明日は雨の影響での馬場の渋りと
先週までの高速馬場の影響で完全に視点を変えての勝負。
出来の良かった2頭から素直に買います。

ゲンテンは現在7倍程度の4番人気想定。
人気ですが1週前に古馬にも負けない1番時計を記録した時点で狙いたかった馬。
今週も軽めながらラストは12,5というキレを見せ、新馬戦圧勝に続く連勝も十分可能。




【スプリンターズS】★★★ 10番人気2着 212610円

会報でもお伝えしたようにペースが上がれば(3ハロン32秒台)前有利
ペースが落ち着けば(3ハロン33,3前後)差し馬が脚を溜めれるレース。
今年はロケットマンというスーパースターの出走で昨年よりは意識は前になるはず。
ハイペースの先行馬・逃げ馬から勝負。

パドトロワはスプリント戦での近5走が非常に濃い内容の逃げ・先行馬。
5走前のアクアマリンSでは前総崩れを3着に0,1差粘り
3走前からの北海道シリーズでは 3ハロン33秒で逃げてハイペース経験は豊富。
加えて坂のある阪神で5戦3勝からもパワーも兼ね備えた先行馬です。
何気に先週の坂路で1番時計、今週もラスト11秒台と体制は整いました。




【札幌2歳S】★★★ 5番人気3着 2430円

札幌は雨で馬場悪化は避けられない状況。
只でさえ札幌競馬場は洋芝での最終週で重い馬場のCコース連続開催ですので
雨が降ればさらにタフな馬場に変貌するはず。最低限のスピードは必要ですが
例年よりもキレ<パワー重視で。

マイネルロブストは地味な血統背景からデビュー2連勝でも10倍以上の5番人気でしょう。
調教で見せている後ろ足を回転させるパワーは重たい馬場向き。
中山メインでのプレイよりも札幌にマイネル軍団のエース松岡を来させた勝負気配にも注目。




【紫苑S】★★★ 4番人気1着 431040円

東の秋華賞トライアル。3強が待つローズSに比べて相当手薄ですので
伏兵馬にも十分に波乱を演出する可能性はあり、勝負気配の強い陣営から素直に勝負。

カルマートはオークスで走らなかった分、過去2走は古馬相手に善戦。
1800Mを常に使ってきていますので距離の心配も少ない。
2走連続で福永JKを新潟で載せている事にも期待が現れていて今回は西から安藤JKを呼び
権利取りに勝負のレース。安藤JKがマルセリーナを降ろされた経緯からも
研ぎ澄まされた騎乗に期待。





【新潟2歳S】★★★★ 4番人気1着 57810円

新潟も最終週。外差し馬場とはいえ無理をして下げて
大外に持ち出す競馬を強いられる内枠の馬を軸では狙いたく無く
直線での攻防で出来の悪い馬は必ずヨレますので軸は絞られました。
大穴軸ではございませんが十分に勝ちまで意識できる穴軸から勝負。

モンストールは4番人気で通常では軸にはしたくない馬ですが単勝15倍なら妙味あり。
前走は1400Mで位置を獲りにいきながら上がり最速で余力を残して3馬身差。
その直線のストライドの大きい走りは外回りでこそ期待したくなる走りでした。
馬体からは重賞は楽に獲れる器(造り)と判断できますので追いかけたい馬。





【キーンランドC】★★★  4番人気3着 19290円 

今の開催の札幌1200Mは血統の偏り(ブラッドバイアス)も無く、
枠の有利不利(ゲートバイアス)&馬場の内外での恩恵(トラックバイアス)も無い。
ならば単純にデキが良く人気以上に強い先行馬を狙うのがスプリント戦の狙い方。

パドトロアは2走前に狙った馬でしたが輸送の発熱の影響で力を出せず。
5走前のアクアマリンSで急流を大崩れしなかったレースで馬が覚醒。
その後は2走前の発熱以外はすべて先行して1着です。
馬体の&デキも申し分なく人気も単勝15倍なら美味しい5番人気ではないでしょうか。




【新潟記念】★★★  5番人気1着 9番人気2着 102850円

内回りでも外枠有利の馬場。ならば外回りならば少数頭でも内よりは外を上位に。
展開はスローでしょうから無理せず前目の位置を獲れることも重要。
最後1ハロンは惰性での根性勝負と判断して去年の1,3着馬の再現を狙う。

ナリタクリスタルは昨年5番人気で▲を打った馬。
今年は1,2番人気でしょうから会報で▲予定と配信しましたが、
単勝10倍以内に7頭という混戦の5,6番人気なら昨年の教訓を生かして軸で狙いたい。
会報でもお伝えしたように外回りでは全く崩れなく、出来もココ狙いでピーク。
懸念は斤量とJKのみ。

サンライズベガは驚きの9番人気。
この馬は大負けの後に一変するムラ馬。自信の得意条件だけはキッチリ結果を残します。
新潟記念は過去2年2,3着とリピーター。
グレイソヴリンの血を持つ馬が過去10年で15頭馬券になっている事と、
アドマイヤベガ産駒は
同じレースには滅法強い事からも十分狙える。今年6走で5回軸で狙っている馬。





【函館2歳S】★★★  5番人気2着 4番人気3着 30250円   

土曜競馬を見れば函館も最終週ですので時計が掛かってきましたがまだ先行有利の馬場。
明日はメインまで4鞍で芝のレースが組まれておりフラットな状態での勝負になるはず。

ナイスヘイローは前走はスタート後の行動が原因で降着。
自身もあのスタートで2着に粘った事は降着にしても価値がある。
今回はJKを大幅に強化しての1戦。
新馬戦で大外枠から逃げ切ったレースは相当強かった。

アイムユアーズはその新馬戦で不利がありながら追い上げて3着。
2戦目はあっさり勝利しているように新馬戦は統計関係無しに高レベル。
2戦連続で上がり最速を記録しているように揉まれない外枠からの一発に期待。




【小倉記念】★★★★★  8番人気3着 870370円

小倉の馬場は今年初のAコース使用で時計は昨年並み。
平均ペースでも1分58秒台前半での決着が想定されます。
過去10年の映像を見てもレースは4角前で動く捲り競馬。
06年以降は加えて時計の出る馬場での適性が問われる舞台

リクエストソングはイタリアンレッドと併せた調教が圧巻。
前走は京都の伸びない内馬場で参考外。何か足りない馬、その何かは
父シンボリクリスエスの傾向である一気のギアチェンジ。
それが必要とされないのが小回りのレースであり母父グレイソヴリン系の
ダラダラ長く良い脚を必要とされるレースが小倉記念。
調教を見なければ相手までの馬でしたがデキが相当良く嬉しい誤算でした。
ちなみに持ち時計は次点の5位でした。




【函館記念】★★★★  7番人気3着 401180円

Bコース1週目ですが外もスローでなければ走れる馬場。
今回は1番人気のマイネルスターリーが58キロでの出走ですので必ず早めの競馬。

アクシオンは洋芝は大の得意。
特に今の函館は札幌に近い馬場ですので札幌(2,2,1,0)のこの馬にとっては
最高の馬場。肝心なデキですが非常に良いですのでサンデー産駒の意地を見たい。
展開的にも、すぐ内枠の逃げ馬ミッキーペトラの後ろを走れば後方にはならない。
G3を2勝している明らかな格上馬が波乱の主役に。





【アイビスSD】★★★★   5番人気2着 45750円

馬場はフラット。
外も中も伸びる馬場ですので極端な内枠以外は気にするレベルではないでしょう。
日付けが変わる頃に穴人気2頭の単勝に集中票が入り1,2番人気に。
妙味は減りましたがオッズ異常馬になる可能性が高い2頭です。

エーブダッチマンは抜群のスタートセンスに加えて
それを持続する能力の持ち主。母父のノーザンテーストがそれを成しています。
ダートでもスタートから3ハロンで33秒台(プロキオンS並みで1着)で
走るダッシュ力を持っていて
今の高速馬場の新潟ではかなり優位な能力になります。
そして調教ではチップが跳ね上がるほどの蹴りの威力は今がピークの証拠でしょう。




【中山グランドJ】★★★  5番人気2着 69140円

開催が延期されたジャンプG1。
3頭に人気は集まりますが、勝ちにいけば惨敗もあるのが障害戦です。

メルシーエイタイムは障害以外も近走は走っていて、馬柱が汚れていますが
障害では完走すれば前走5着外は近10走近く馬券に絡んでいる馬。
暮れの第障害でも2番人気2着で今回は4番人気が想定されるなら妙味あり。





【宝塚記念】★★★ 6番人気1着 17480円

オッズの動きが激しかったですがようやく落ち着きましたね。
池江5頭出しの意味はトゥザグローリーの折り合いを考えたハイペース。
しかし前田オーナーのトレイルブレイザーはアーネストリーの邪魔をするわけもなく
ビートブラックと共にアーネストリーのラビットに徹するはず。
ペース的には良馬場の宝塚記念そのもののハイレベルレースになるでしょう。

アーネストリーは去年より臨戦過程は良いと考えられるのに人気は3→6と下落。
去年は賞金が足りなく金鯱賞ではメイチの仕上げ。
しかも爪の不安があったのを忘れてはいけない。
その状況で得意ではないヤヤ主の馬場で3着を確保。
今回はG1連続3着で放牧。賞金に余裕があった今回の臨戦過程では
金鯱賞の調教タイム、鞭でよれた内容からも叩き台でした。
レースでは必ず絶好の手応えで走る馬で後方の馬の早仕掛けを誘発する馬。
ついて来れば脚を鈍らせる事ができますしラビットホースが上手く演出してくれるはず。




【CBC賞】★★★★ 4番人気2着 111610円

土曜も馬場は渋りましたが、時計は出ていましたので
日曜は1分7秒台の時計も必要なレースでしょう。

ヘッドライナーはとにかく調教が良かった。
阪神では結果が出ていなく、坂が懸念されていますが
舐められてスンナリ走れそうなメンバーですので、連覇も十分。
セントウルS4着くらい走れば十分勝ち負けですので
当時より時計の出る馬場なら前進。




【日本ダービー】★★★★  8番人気3着 100300円

今年のダービーは重馬場想定で考えるレース。
晴れの馬場と同じ馬から勝負ではないので常識にとらわれずに攻めの予想。

ベルシャザールは3冠も狙えると思っていた器。
まだぬ力を持て余す走りしかできていませんが重馬場は得意なはず。
皐月賞は輸送で20キロ以上馬体が減った事、外発走から出遅れて押し上げた事で
脚を使い、外を回って消耗した事でしょう。
今回は5,6番手を追走出来る枠ですし、何と言っても単純に馬格の大きさから
馬場悪化では有利になります。
コノ馬も上がりは常に34秒台しか使えない事が馬場悪化は相当プラスに転じる。




【目黒記念】★★★★  6番人気3着 76530円

雨の府中でのハンデ戦。
オッズは軽ハンデの馬に過剰に人気するはずですので割れるはずです。

ヤングアットハートは前走で豪快に追い込むも4着まで。
2走前の休み明けを省けば実に堅実に走る馬。
調教でも時計のかかる栗東坂路で51,3は驚き。
フォームも乱れることなく、本格化は間違いないでしょう。





【オークス】★★★ 7番人気1着 548190円

折り合い、瞬発力が大事なレースですが後方から外を回しては今の馬場は勝負にならず
スローペース必死のメンバーですので長く良い脚を使う前に位置取りも重要。
2強のどちらかが馬券に絡めば3,4,5番人気の穴人気から勝負しても妙味は無し。

エリンコートは前走での差しレースよりも2走前に阪神外回りでピュアアプリーゼを凌いだ
走りが優秀。距離を伸ばして好走しているだけに如何に高い位置(前)で折り合えるかが大事。
調教、フォトパドックでも1番に評価できるうまですのでデキは万全です。

馬券は2強が揃って飛ばないと判断した方は2強→穴馬指定馬(軸)-その他の
三連複フォーメイションがお勧め。私はもちろん穴馬からの通常勝負です。




【新潟大章典】★★★  5番人気3着 80490円

一瞬の脚は必要がないレースで、上がりの脚はどの馬も繰り出せる舞台。
ならばその脚を持続させるプラスアルファの有無が勝負を決める。

サンライズベガは1番人気想定が4,5番人気で
落ち着くとなれば強気に狙わせていただきたい。
新潟記念で5番人気1着のナリタクリスタルに▲を打った悔しい経験があり、
4,5番人気に▲を打つなら
軸で狙う。馬場適性、季節適性、血統、JK、デキと文句なく、休み明けこそ走る馬。





【プリンシバルS】★★★ 8番人気2着 41180円

皐月賞と同じ舞台で比較がしやすいレースになれば良いですが
例年なら用無しのトライアル。馬券的には話は別。

ムーンリットレイクの前走はレベルが高かったですね。
スローでしたが極限の末脚比べを余力を残して凌ぎました。
3,4着馬が次に勝ち上がるレース。
2戦目で甘くはないですがそれでも期待できる素質馬。




【天皇賞】★★★★  5番人気3着 189840円

レース中に雨があるかどうかは別にして、芝丈も先週より長く
例年よりも力の必要な馬場でしょう。それに加えての明け方から昼までの雨で
人気馬得意の末脚勝負に張らないのが穴党の正論。

ナムラクレセントは菊花賞・去年の天皇賞(春)・宝塚記念でも狙った
現役で数少ないステイヤー。
前走のパフォーマンスで単勝3番人気以内に支持されない方が異常でしょう。
現在5番人気も売れ方は6,7番人気レベル。前走の強気の競馬をするはずで
それに応えられるデキであり力の必要な馬場は好条件。
去年は完全に仕掛け遅れで上がり3位の脚で4着。




【スイートピーS】★★★  4番人気3着 5090円
質の低いメンバーの争い。
穴馬指定馬(軸)マイネクイーンは単純に府中替わりでの
速く走れる末脚と血統からの東京替わりでの変化で期待できる馬。




【青葉賞】★★★   6番人気1着 74960円

ダービーと同じ舞台のトライアル。
馬場は先週より回復し、芝も刈られていますので時計は2,25秒台での勝負か。

ウインバリアシオンは1週前の攻め馬で安藤JKを載せての勝負気配。
弥生賞ではスタートで挟まれ、外外を捲って長く良い脚を使い僅かの差。
ココはインの中段で折り合い、重賞で接戦してきた末脚勝負で十分間に合う。




【阪神牝馬S】★★★★   7番人気2着 38300円

阪神1400Mでは末の切れ味よりも、
末脚を持続させるスタミナを
持ち合わせる馬を狙うのがセオリー。
前走の条件より条件が好転している人気薄から勝負。

アンシェルブルーは一本調子なこの馬には1600Mは乗り難しく
2走連続での4番人気での敗戦はノーカウント。今回は人気を落としての
距離短縮での雨での馬場と好走の条件ばかり揃います。





【ニュージーランドT】★★★  7番人気2着 278820円

エーシンジャッカルは物凄い成長を見せた前走&今回の調教。
トビが大きい走りですが、大味にはならずにグイグイ進む走りは
阪神外回りに向くはず。
岩田JKにピッタリな走りで抜け出すはず。




【フィリーズレビュー】★★★★   3番人気1着 54370円

パワー勝負の阪神1400Mに加えて雨予報での馬場悪化も考えられるレース。
狙いはスピード勝負でも通用する馬力型の持続力で勝負する馬。
中穴からの勝負は人気馬が信用できない時には美味しいはず。

フレンチカクタスは前走に続いての穴馬指定。
前走は府中重賞でのキレ勝負の中で先行して4着に残った事はココで十分勝負になる。
父タイキシャトルは重馬場巧者が多く、この馬も巧い。
調教を観て1週伸びてプラスに転じた印象。




【若葉S】5番人気2着 269320円

(メインレース以外でしたので震災で1週開催が減った為の長期会員様へのサービスレース)

皐月賞に1番適性が近いトライアル。
小回りの2000Mで最後に坂のあるコース設定ですので
本番でも狙いたい馬から勝負します。

カフナは高レベルだったホープフルSの4着馬。

1着ベルシャザール
2着ナカヤマナイト
3着フェイトフルウォー

5着プレイ

どの馬も重賞で勝ち負けになっているメンバーで
前走は持ち時計NO1になったレースで1着も現在5番人気なら黙って勝負。




【阪神大章典】★★★   6番人気3着 11690円

過去8年での3着以内の24頭中23頭が
ターントゥの血を父か母父に持っているレース。
レース前からは雨の予報も出ているだけにステイヤーの出番でしょう。

モンテクリスエスは2走前の万葉Sでは1番人気でコスモメドウよりも5キロ背負い2着。
今回は1キロ差しかないので十分に逆転可能。
現役NO1の冬馬だけに3月のココは勝負の調教。
3走連続で3000M越えのレースで掲示板確保だけにパワー勝負で一気に開花か。




【弥生賞】★★★  7番人気2着 18840円

メンバーを見渡しても、過去の展開から考えてもスローは確定的。
本番で狙いたいデボネアから買うのも良かったですがチューリップ賞同様に
瞬発力勝負。中山競馬場でのスローと言うのがポイントになりそうです。

プレイはたった1頭の母父SS馬。ペースを作り、ギアチェンジのポイントも
自分で作るのでコーナーワークで相当優位になるはず。調教でも
後先考えていないと思われる仕上げぶり。高馬(アドマイヤムーンの弟)で
岡田さん名義の馬。クラシックに載せる為には3着は譲れないはず。




【チューリップ賞】★★   6番人気3着 2930円

明らかな1強状態もスロー確実なメンバー構成で2ハロンの加速力勝負なら
取りこぼしも考えた買い方をするのが私流。

メデタシは調教から一本釣り。
馬場の悪い坂路でリズム良く首を使い駆け上がる姿は
好調そのもの。浜中JKがロスなく内を突いて伸びてくるはず。




【ダイヤモンドS】★★★★  4番人気2着 41740円

今現在のオッズを見ても混戦状態。こういう時は大波乱馬券は出にくいもの。
どの馬も決め手に欠くメンバーならば、
府中の馬場状態と、馬の状態と斤量を見れば
狙いたい穴馬は絞られた。

コスモヘレノスは2走前のG2を勝ったが、
前走の出遅れ惨敗で56キロで走れる有利。
雨上がりの府中は内馬場が伸びる傾向と、スロー確定のメンバーならば
JKが大幅に強化されたこの馬の出番。
出来も確実に上向き、初めからココ狙いと思える。




【共同通信杯】★★★  6番人気2着  30970円

毎年スローの上がり勝負が定番のレース。今年も同じ狙いで。

ユニヴァーサルバンクは斬れない印象が強いですが、
先行して確実に34秒の脚を使う馬。
2走前は決定的な不利があって、参孝外ですが、
その結果が馬柱を汚し、人気が落ちている。
溜めれば斬れるとは思いますが、先行して競り合えば相当期待できるはず。




【クイーンC】★★★   4番人気3着 27200円

2強以外は単勝10倍以上の配当。
3歳春の時点でこのオッズは穴党にとっては喜んで良い現象。
2強が飛ぶ可能性も十分あると考え勝てる可能性も秘めた穴馬から勝負。

デルマドゥルガーは父リンカーン。
その母父がトニービンという血統の馬。
会報でもお伝えしたように今の府中の馬場と最近のクイーンCの両方に
リンクするのがコノ血統。
調教でも一歩一歩に重心が乗る評価できる調教でした。




【東京新聞杯】★★★★  7番人気2着 97600円

逃げ馬が揃っているように見えますがどの馬も生粋の逃げ馬ではない。
よって力が劣る穴馬はロスのない競馬をした馬。

キングストリートは池江調教師の懇親の仕上げ。
バトルバニヤンでのミスをココで早速獲り代えさせて頂きます。
前走の中山は明らかに不向き。内からの差しこみに期待。




【シルクロードS】★★★★   4番人気3着 121520円

モルトグランテは現在7番人気も当日は5番人気くらいにはなるのでは。
それでも狙いたい馬。
前走は前完全有利を追い詰めて3着。
今回は56キロは美味しいハンデで前まえで普通にまわれば勝ち負けでは。




【シンザン記念】★★★  7番人気1着 279230円      

去年のシンザン記念の結果、今年の京都金杯の結果。
そして今日の新春S(3,4,5番で決着)の結果をみても内枠圧倒的有利。

レッドデイヴィスは前走1位入選も降着。
負かしたはずにサトノオーは相当の器のはず。
サンデーXトニービンの配合は斬れる馬を輩出しませんが、
今の京都の馬場で前で運べば崩れない。
内差しの浜中JKの腕の見せ所。




【中山金杯】★★★★  5番人気3着 58100円

展開次第でどんなレースにもなるのが中山金杯。
しかし、連対馬は56キロ以上の馬が最近5年では9頭。
3着を狙う穴馬よりも連対できる穴馬から攻めたい

ナリタクリスタルは出てくれと願っていた馬。
現在3番人気ですが売れ方と休み明けから混戦の5番人気に落ち着くはず。
同じ程度の配当ならば軸にしたいので強気に攻める。
調教でも休み明けが気にならない動きで、血統的に母父ビーマイゲスト系は
アドマイヤフジで連覇、父ではクラフトワークで勝利と文句なしの適性。
サンデーとノーザンダンサーの配合馬は5連勝中の金杯ですので期待は大きい。